信用取引の金利が証券会社ごとに違うって本当?

貸し方金利はほとんど変わりません。

買いの信用取引は証券会社から資金を借りて投資を行うのですから借金と同じで当然金利を払う必要があります。金利は証券会社ごとに違いますからよく調べて金利の低い所を利用した方が有利です。でも、どこもそんなに差はなくて、だいたい年利2%前後です。実際の店舗がある対面の証券会社より、インターネット証券の方が若干金利は低めです。決済まで日割りで計算しますから、金利の高低よりは自分にとって使い勝手のいい証券会社を選択することをお勧めします。

売り方金利は一つではありません。

売り方から入る信用取引の場合、金利のほかに逆日歩と言われる費用が発生する場合がありますが、まずは証券会社から株を借りる場合に必要な貸し株料の説明をしましょう。これは証券取引所を介する制度信用取引の場合、一律に決められていて年利1.15%です。信用取引にはもう一つ一般信用取引というものがあって、これは証券会社が独自に認めた銘柄を信用取引の対象に出来ます。制度信用取引の銘柄にない物も対象になるので大きな投資チャンスにもなる代わりに不安定な要素も多く、金利も一律ではありません。

逆日歩を避けるには証券会社の保有株数をチェック。

多くの投資家が相場の下げを予想して特定の株の信用売りに回った場合、証券会社が保有する株だけでは足りなくなることがあります。そうなると証券会社はその株を保有している投資家から借りてくることになります。その時は証券会社もレンタル料を払って投資家から借りてくるので、売り方には逆日歩、品貸料が請求されます。品貸料は一定ではなく、相場の需給によって毎日変わります。一般信用取引の場合、もともとの流通量が少ない銘柄も多いので、思わぬ逆日歩の発生に合う場合もあります。一般信用取引を利用するなら、自分が取引したい銘柄を扱っている証券会社を選ぶ必要があります。

株式の信用取引の金利を見極めるために、大手の銀行や証券会社などの顧客向けの情報サイトを活用することが有効です。